3DCGでひたすら歩き続けるループアニメ「もりへつづくみち」の制作室 音楽編
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3DCGでひたすら歩き続けるループアニメ「もりへつづくみち」の制作室 概要
3DCGでひたすら歩き続けるループアニメ「もりへつづくみち」の制作室 動画編
用語の整理
ここでは、SoundQuestで発祥された「カーネル (Kernel)」「シェル (Shell)」を使います。
「カーネル」とは調から見た度数です。例:Cメジャーキー上の「ド」のカーネルは1、「ミ」のカーネルは3です。
「シェル」とはコードのルート音から見た度数です。例:Cコード上の「ド」のシェルは1です、「ラ」のシェルは6です。
二つを組み合わせた例:Cメジャーキー上のAmコード上の「ミ」について、カーネルは3、シェルは5です。
詳しい解説は元のSoundQuestをご覧ください。
概要 - Abstract
AメロBメロはシンプルにあまりこだわらずに作りました。なのでサビの解説が主です。
サビは良い感じにして、AメロとBメロはシンプルにして手を抜く。上手くいけば、低コストで作曲できるでしょう。
カービィのグルメレースがそんな感じだと思います。
使用楽器
音源はStudio Oneの付属音源, PreSonus Symphonic Orchestra, Sound Endine - Upright Pianosです。
ピッコロ トロンボーン チェロ ピアノ マリンバ ハープ カスタネット 電子音
コード
サビのコード進行
原曲のコード
| E | B | C#m | G#m | A | G#m | F#m | B - Cdim |
| C#m | G#m | A | E | D | C#m | F#m | Am |
| E |
度数表記
| I | V | VIm | IIIm | IV | IIIm | IIm | V - V#dim |
| VIm | IIIm | IV | I | VIIb | VIm | IIm | IVm |
| I |
調をCメジャーにしたコード
| C | G | Am | Em | F | Em | Dm | G - G#dim |
| Am | Em | F | C | Bb | Am | Dm | Fm |
| C |
解説
サビ最初の8小節はカノンコード系です。
サビ次の8小節の前半(つまり4小節)は、短調版のカノンコードにしました。
しかし、サビ前半とサビ後半でメロディは変えていません。コードは違う、メロディは同じ。良い感じの雰囲気があるでしょう。
参考文献
アニメ「たまごっち」の挿入歌「七色メロディ」のAメロ(?)のコード進行を参考にしました。
こころーにある... ...さかせるよー。の部分です。
【MAD】七色メロディ【GO-GO たまごっち!】 - YouTube
メロディ
画像がかなり見にくいですが、今回のところは勘弁してください。
midiを視覚化する。今回は画像編集ソフトで力技で描きました。しかし、自動化するためのアプリを開発中です。次回までには完成させたいです。Yuki Yamaneの次回作にご期待ください。
サビ前半 初めの4小節

サビ前半 次の4小節

サビ後半 初めの4小節

サビ後半 次の4小節~エンド

メロディの繰り返し
前半は2度下げて繰り返す
カノンコードでは、(C G → Am Em)コードも2度下がっているので、メロディも自然に繰り返せます。
5小節は1小節のメロディのカーネルを反転させる
カーネルの反転とは、元のカーネルに足すと9になるカーネルに変換することです。
例 1の反転カーネルは8です。つまり1と同じです。2の反転は7、3は6、4は5、5は4...です。
1小節目~2小節目頭のカーネルは[3, 5, 1, 2, 3][2]なので、それを反転すると[6, 4, 1, 7, 6][7]です。
完全な繰り返しではない、おしゃれです。
検索用キーワード
作品, オリジナル曲, 自作曲, インスト